今回は甲級主星について。今回は、天同と天梁です。この記事で、機月系の星については終わりです。
天同:属水・陽・南斗第四
十二支|子|丑|寅|卯|辰|巳|午|未|申|酉|戌|亥|
輝 度|旺|陥|利|平|平|廟|陥|陥|旺|平|平|廟|
優しく柔和な人柄で、平和主義です。慈悲があって協調性があります。温厚すぎるので、男性はどこか頼りないでしょう。草食系男子です。フレンドリーで社交性の高い人ですが、八方美人がすぎて女性の場合は、男性を勘違いさせやすくなります。自分からアプローチもしているつもりがなくても、それに触れた男性は勝手に好意を抱きやすくなります。争いが大嫌いで、グレーゾーンを好むので、営業などの商売は向かず、身体を張る職業にも向かないです。カウンセラーやセラピストなどの癒す職業に適性があります。ユーモアもあるので、芸術の世界で活躍することも良いです。
福の星なので、生活苦に陥ることはなく、凶星との同宮があってもそれを良き刺激にします。
天梁:属土・陽・南斗第二
十二支|子|丑|寅|卯|辰|巳|午|未|申|酉|戌|亥|
輝 度|廟|旺|廟|廟|廟|陥|廟|旺|廟|得|廟|陥|
人情に篤く、親分肌、姉御肌です。困っている人を放って置けず、よく人の面倒をみます。あまりにも人情味があるので、人が集まりやすく、知らぬ間にリーダーになってしまうこともしばしばです。その人情味から、教職の適性が強く、警察や消防、法律や医療の分野でも活躍できます。しかし、損得の絡む話には嫌悪感を抱くので、営業や販売には向かないです。また、その性質から禄存と化禄との同宮は、却って苦しませます。太陽星と同じく、女性がこの星を命宮に持つと、古来からの女性らしさが欠如します。
とにかく人情の星なので、凶星との同宮があっても苦しむことがありません。例えば、火星の激発性を持っても、根が善良で人に優しい性質から何かと救われることがあります。
この記事を以て、甲級主星の簡単な話は終わりです。今回もご来訪いただきありがとうございました。
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