紫微斗数には、以前から話している通り、14の甲級主星があります。そして、それが12ある宮にそれぞれ配置されます。
しかし、14の主星たちが、12ある宮に満遍なく入ることはほとんどありません。ほとんどの場合、主星のない宮が出てきます。
僕は、この現象を無星曜と呼んでいます。
主星が入らない宮は、どのようにして読むのかですが、無星曜宮は、対宮の主星と三方四正の主星、隣宮の主星の影響を受けやすくなるという風に考えます。特に、対宮からの影響は強いです。
例えば、僕の命盤では、官禄宮に主星がありません。この場合、対宮の夫妻宮の影響を強く受け、さらに三方四正の命宮と財帛宮の主星、隣宮の田宅宮と交友宮の影響をそこそこ受けるという風に考えます。
僕の夫妻宮には、入廟した太陽と入廟した天梁がいますので、それらの影響を強く受けるということになります。
しかし、影響を受けるといっても、その宮の本来の力ではないので、どこかフワフワしたような根なし草のような感じになります。
故に、命宮に主星のない命無星曜の人は、自分に確固たる自信を持てません。
また、主星のない宮は、その人にとって関心や関係が薄くなる宮であります。例えば、田宅宮に主星がない場合は不動産や貯蓄に関心がなく、官禄宮に主星がない場合は、組織の一員として働くことに関心がなく、そもそもサラリーマンとして働くこと自体が向かないという感じです。
一生懸命自己分析して、一生懸命自分が輝ける企業を探して、一生懸命内定をいただけるように、全身全霊をかけて就職活動をしている就活生たちがいますが、官禄宮に主星がなければ、どんだけ頑張っても内定は貰えません。
「そんなぁ〜」と嘆いても、組織の歯車として生きていくことに、ほぼほぼ無関係な宿命を背負わされています。たとえ正社員として内定を貰ったとしても、僕みたいに早急に組織から離れることを余儀なくされます。以上で終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。
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