2015年09月11日

主星のない宮

いつもお読みいただきましてありがとうございます。蝙蝠です。

紫微斗数には、以前から話している通り、14の甲級主星があります。そして、それが12ある宮にそれぞれ配置されます。

しかし、14の主星たちが、12ある宮に満遍なく入ることはほとんどありません。ほとんどの場合、主星のない宮が出てきます。

僕は、この現象を無星曜と呼んでいます。

主星が入らない宮は、どのようにして読むのかですが、無星曜宮は、対宮の主星と三方四正の主星、隣宮の主星の影響を受けやすくなるという風に考えます。特に、対宮からの影響は強いです。

例えば、僕の命盤では、官禄宮に主星がありません。この場合、対宮の夫妻宮の影響を強く受け、さらに三方四正の命宮と財帛宮の主星、隣宮の田宅宮と交友宮の影響をそこそこ受けるという風に考えます。

僕の夫妻宮には、入廟した太陽と入廟した天梁がいますので、それらの影響を強く受けるということになります。

しかし、影響を受けるといっても、その宮の本来の力ではないので、どこかフワフワしたような根なし草のような感じになります。

故に、命宮に主星のない命無星曜の人は、自分に確固たる自信を持てません。

また、主星のない宮は、その人にとって関心や関係が薄くなる宮であります。例えば、田宅宮に主星がない場合は不動産や貯蓄に関心がなく、官禄宮に主星がない場合は、組織の一員として働くことに関心がなく、そもそもサラリーマンとして働くこと自体が向かないという感じです。

一生懸命自己分析して、一生懸命自分が輝ける企業を探して、一生懸命内定をいただけるように、全身全霊をかけて就職活動をしている就活生たちがいますが、官禄宮に主星がなければ、どんだけ頑張っても内定は貰えません。
「そんなぁ〜」と嘆いても、組織の歯車として生きていくことに、ほぼほぼ無関係な宿命を背負わされています。たとえ正社員として内定を貰ったとしても、僕みたいに早急に組織から離れることを余儀なくされます。以上で終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。

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13日日曜日の9時から紫微斗数でも、鑑定を始めます。ご依頼心よりお待ちしています。

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2015年09月05日

身宮について

いつもお読みいただきましてありがとうございます。蝙蝠です。

最近は、四柱推命よりも紫微斗数の勉強と研究ばかりやっています。四柱推命だけでは限界があるので、紫微斗数を使ってより広い視点で看てみたいというのが理由です。

さて本題。紫微斗数には、十二ある宮の他に身宮という13番目の宮があります。以前にも話しましたが、命宮、夫妻宮、財帛宮、遷移宮、官禄宮、福徳宮のどれかと重なります。

身宮は、その人が生きている間に重要になってくる分野を指しています。夫妻宮なら、恋愛や結婚が人生で重要になってきます。

そして、身宮が指す宮の事柄を人生の中心にすることで、たいがいは運が開いていきます。

しかし、面白いことに、身宮が指す宮の事柄は、その人が苦手とすることがほとんどだそうです。

官禄宮が身宮なら、雇用される仕事において苦手意識を持っていることになり、仕事が嫌だったり雇用されるのが嫌だったりします。遷移宮が身宮なら、人付き合いが苦手だったり外出が嫌いだったりします。

だけど、一度それに触れると、開運して人生が活性化され、なんだかんだ言ってその人のプラスになってきます。

僕は、遷移宮が身宮ですが、幼少の頃こそ人付き合いが嫌で、引っ込み思案がすぎて友達なんていませんでした。しかし、小学生の頃に一度引っ越し、高校に上がる前にもう一度引っ越したことで、友達ができて外出の機会も増え、人生が活性化されてきました。さらに、高校生の中頃に接客のアルバイトを始めたことで、交友の幅が増え、さらに活性していきました。

今は、学生時代を終えたと同時に今までの交友関係は散ってしまいましたが、楽しかったのは間違いないです。身宮を人生の中心にしていたので、開運したのです。

そう考えると、僕は、今いる場所から離れれば離れるほど開運することから、半ば放浪者的な生き方をすれば、最も人生が輝くはずです。遷移宮の太陰星が入廟するので、間違いなさそうです。なので、引っ越しを繰り返したくてウズウズしています。

身宮は、人生の後半から効いてくるというのが一般的ですが、人によってまちまちだと思います。ちっちゃい頃から効いてくることもあれば、晩年に効いてくることもあります。

何れにしても、身宮の事柄を積極的に取り入れて、人生を活性化していきたいですね。以上で終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。

[予告]近い将来、紫微斗数の有料鑑定を始める予定です。まだ、概要は決めていないのですが、四柱推命とセットで鑑定も行う予定です。よろしくお願いします。

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2015年08月18日

十二宮

いつもお読みいただきましてありがとうございます。蝙蝠です。

今回も紫微斗数の話。紫微斗数には、十二宮と呼ばれるものがあります。

十二宮とは、その字の如く12個に分けられた宮のことをいいます。簡単に言えば、部屋みたいなものです。

12個の部屋には、それぞれ名前と分野があります。

1.命宮…自分自身の本質的性格。才能。運命傾向。最も重要な宮。
2.兄弟宮…兄弟姉妹との関係。自分が出している雰囲気。
3.夫妻宮…配偶者、恋人の性質。恋愛関係。結婚生活。
4.子女宮…子供の性質。子供との関係。セックス傾向。
5.財帛宮…金運。稼ぎ方。
6.疾疫宮…健康運。かかりやすい病気。怪我。
7.遷移宮…移動運。他人との接し方。引越運。
8.交友宮…目下や後輩との関係。ファン。ペット。
9.官禄宮…仕事運。適職。組織向きか自営向きか。
10.田宅宮…家運。不動産運。相続運。
11.福徳宮…自分の幸福度。趣味嗜好。人生の謳歌度。
12.父母宮…目上や先輩との関係。両親との関わり方。

各宮の基本的な意味はこんな感じです。この十二宮に、甲級主星や副星が入ります。主星が複数入ると、その宮の分野に関することに意識が向かいやすくなります。

十二宮全てに甲級主星が入ることはなく、空宮になることがあります。その時は、空宮になった分野に意識が向かいにくかったり、運が伸びにくかったりします。

もう一個、宮があり、身宮と呼ばれるものがあります。身宮とは命宮と並んで重要な宮で、自分が生きていく上で重要になってくる分野を指します。子午刻生なら命宮が、丑未刻生なら福徳宮が、寅申刻生なら官禄宮が、卯酉刻生なら遷移宮が、辰戌刻生なら財帛宮が、巳亥刻生なら夫妻宮が身宮になります。例えば、官禄宮が身宮の場合、仕事がその人の人生において重要になってくるということです。

以上で、十二宮についてのお話を終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。

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