以前も大運の新理論について、話したことがありましたが、小山内先生の新しい著書を購入したので、もう一度話そうと思います。
今回の新しい理論は、比劫の大運の扱い方です。
簡単に言えば、大運で比劫がめぐった場合、日干とその比劫は一体化する、ということです。
では、一体化するとどうなるのか。
日干は隣接する月干、日支、時干の影響を直接受けます。
一方で、年柱の干支は日干と離れているので、日干に対して直接影響を与えることはありません。
ですが、比劫の大運で、日干と大運の比劫が一体化すると、年柱の干支が日干に直接影響を与えるようになるのです。
これが新しい大運の考え方です。
もし、この比劫の大運で、通変の調和が出来上がると、社会的に評価され活躍することがわかるようになります。
一方で、大運が10年単位で遷移するのと同じで、年柱の干支も遷移することを考える必要があります。
大運が丑と寅に跨がる場合、その時に年柱の干支が遷移します。その干支の一つ前か後に遷移します。どのように遷移するかは、小山内先生の新著書をご購読ください。
比劫の大運の扱い方を新しくしたことで、今まで通変の調和理論の中で起きていた不都合を、解決することができたそうです。
詳しい経緯、詳しい見方は、新著書を購読していただきたいですが、この理論には希望を持てます。
僕は40代と50代で、大運干に比劫がめぐるのですが、この大運では通変調和がないと思っていました。
しかしながら、この理論に沿うと、彼方にある壬申の影響を受け、甲官殺と壬財による通変の調和が出来上がります。
希望が薄そうな40代50代でしたが、明るく感じられそうです。
以上で終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。
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