画像引用:http://www.jprime.jp/articles/-/9931
いつもお読みいただきありがとうございます。
先日、肺腺癌で亡くなられた野際陽子さんです。数々の名作にご出演され、花嫁のれん、TRICKなど、僕ら20代くらいの若者でも馴染みのある女優でした。
生時はネット上の掲示板にあったので、真偽は別にしてそれを引用しました。
紫微命盤でみると、命宮貪狼が座し、字のごとく欲深い方だったでしょう。強い信念を持ちひたむきに追求する性質の強い性格で頑固な面が強かったと分析します。
遷移宮には紫微があって文曲も同宮しています。紫微は、同宮する甲級星を強める作用があって、野際陽子さんの場合、文曲が強まっています。外面は知的で学術的センスが豊かそうな印象を与えます。また、高尚な雰囲気もあってモテる方でもあったでしょう。
来因宮は疾厄宮で、体調や身体の安全を図ること、事務所など法人として資産を持つことがこの人生で果たすべき課題でした。野際さんの場合は前者、体調や身体の安全を図ることが課題だったでしょう。若かりし頃から健康面には気を配っていたと思います。
続いて、子平でみると、日干乙に丙火食傷と戊己土財が隣接する完全な外向き型で、お茶目で活動的、人当たりの良い性格だったでしょう。オープンマインドです。しかしながら、月上の己土財が比劫争財にあい、少々強引で押しの強さがあります。かなり積極的で少々乱暴な面があったと思います。
比劫争財ではありますが、日干乙に比劫の幇けがないため弱日干です。大運で甲乙壬癸が来れば五行調和になります。大運をみると、生まれてから63歳頃まで五行調和が続いていたので、健康面には常日頃から気を配っていたと思います。しかしながら、64からは食傷と官殺続きで日干を弱めるものしかなく、通変調和はあっても健康に気を配ることができなかったでしょう。闘病が続いたのはこの影響だと分析します。それでも、生まれてから亡くなるまで、通変調和が絶えなかったので、社会に輝かしい功績を残すには素晴らしい大運の流れです。
さて最後に、紫微斗数は、死期について探ることができる命術でもあります。不謹慎なのでここでは話しませんが、命盤をみると確かに明示されています。恐ろしい命術です。
数々の名作にご出演されていただけに、深く口惜しさがありますが、今日までのご活躍素敵でした。お疲れさまでした。ご冥福をお祈り申しあげます。
以上で終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。
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