2017年05月10日

定型発達者

いつもお読みいただきありがとうございます。

定型発達者という言葉があります。いわゆる「健常者」のことです。

この定型発達者にも障害があるそうです。Twitterで見つけたのですが、それをまとめてあるスクリーンショットがありました。

IMG_20170510_190239.jpg

上の画像が、そのTwitterで見つけた定型発達者の障害についてまとめたものです。その内容を見て、ふと思ったのが、「財官だ…」です。そのスクリーンショットにある内容は、財官の特徴と似通うように思えました。

一番上にある社会の問題への没頭というのは、八字が財官の人のらしい特徴でしょう。周囲に馴染むことを最優先事項と見なすのは、空気を読んで時代や環境に同期することを得意にする財官と合致するものです。集団になれば、社会性と行動において硬直するのは、その具体的な事象、周囲に馴染むことで安心感を得て、思考がそこでストップしてしまうのだと考察します。

優越性への幻想に関しては、官殺が強い場合になるかと思います。自分が経験したことが唯一のもの、絶対的で正しいものだと見なすのは、強い思い込みから生じる事象だと考察します。思い込みが強いのは官殺が強いことから来る事象です。また、通変の作用が内向きに強い官印や印過多の財印にもこれは起きるかもしれません。要するに、視野が狭く世界を見渡す能力が低いということです。

3つ目の一人で居るのが困難なのも財官のらしい特徴でしょう。周囲に同期したがるのは、自分が置いてきぼりにされるのではないかという恐怖感から生じるもので、簡単に言えば、寂しがり屋です。一人で居ることを極限まで削ぐことで、周囲から置いてきぼりにされないように努めているのだと考察します。また、人といるときに何かを話さないと居られないのは、財の事象で、無言の状態から生じる重い空気感を排除したい衝動から何かを喋ってしまうのでしょう。

4つ目の素直なコミュニケーションをとれないのも財官の特徴です。周囲に馴染むことを最優先事項にしますから、自ずと他者優先思考になります。他者に気を配るわけです。本音の言動をせずに建前ばかりを優先するのは、他者への気配りができるからこそです。しかしながら、建前ばかりを優先することで、自分に不利益や疲労感が蓄積します。建前、偽るというのは、強くエネルギーを消費するのです。財官がよく日干弱になるのはエネルギー消費が激しいからなのかもしれません。

最後の論理を欠いても平気というのは、先までに述べたことに付随するものだと考察します。特に、周囲に馴染むことを最優先事項にすることや素直なコミュニケーションがとれないことに付随するでしょう。周囲が変われば自分の考えも変わる、建前ばかりで偽るから言動が覚束ない、一貫性に欠くというのはそういうことでしょう。

定型発達者について色々考察してみましたが、定型発達者を子平的に考えれば、財官の人を指し、定型発達者の障害というのは、財官の悪い部分ということでしょう。

世の中、健常者ばかりが称賛されていますが、僕はその姿勢に反抗的な態度を持っています。世の中で言われる健常者というのは、周囲に合わせる、規律から逸脱しないというのを特徴にする人だと思いますが、そういうことばかりが持ち上げられていては、澱むでしょう。周囲に合わせるのは悪い習慣を助長する餌になるかもしれず、効率的で低負担なシステムの誕生を妨げます。規律から逸脱しないというのは、僕はマナーに厳しい奴ですから賛成の立場ですが、発展を削ぐまでの規律ならば逸脱するべきでしょう。

異質なことをする、思いきってオフロードを走る姿勢も同等に讃えられるべきだと考えています。

以上で終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。

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posted by K.Y. at 20:37| Comment(0) | 日々の所感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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