メンヘラという言葉があります。若者によく周知されている言葉ですが、簡単に言えば「精神異常」です。
メンヘラという状態。子平的に考えると、通変が内向きに強い人に該当すると考えます。
官殺と印。内向きの通変が強いと、自分への意識が先行する考え方になります。強迫観念、快楽欲求が強くなります。
視野が狭くなり、思い込みが激しくなるので、自分への出来事を曲解しやすくなります。間違った真実ではない認識をしてそればかりが堂々巡りしていきます。
真実ではない認識を持つことで、些細な刺激でもそれを自分へのダメージだと思い込み、精神を病ませていきます。
視野の狭さから真実ではない認識をして、些細な刺激でさえも自分へのダメージだと思い込むことを繰り返すことで、精神を病み、異常、疾患を持つようになるのです。
官殺の方が強かったり、弱い財があったりすると、攻撃性を持つようになります。官殺は自己保身性向を強めますから、窮鼠猫を噛むような感じで自分へのダメージがあると他者を亡き者にさせやすくなりますし、弱い財があると強引で自分の思い通りにしようと企みます。
メンヘラという状態は、原因が自身の思い込みにすぎないことばかりなので、自分の「病み」を他者の責任にせず、多角的な判断ができるよう努めると良いです。
以上で終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。
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