2016年06月28日

年柱の考え方

いつもお読みいただきありがとうございます。

今日は、基本的な話をしようと思います。年柱についてです。

年柱とは、生まれた年の干支を指します。

年 癸酉(甲
月 甲寅(戊
日 戊辰(戊
時 辛酉(辛

この八字は僕のですが、年柱の癸酉は日干に隣接していないので、本質や性格形成に関わることはありません。癸水の財は、性格形成上、関係しないのです。

しかし、年支甲木官殺は本質や性格形成に関わっています。理由は、月支戊土比劫に隣接しており、月支は八字全てに影響を及ぼすところ、月支を通じて日干に影響するためです。

僕の場合は、年支が性格形成や本質に関わる形になっています。

年柱が日干に影響することがあるのは、上に示したこと以外には、大運があります。

僕の場合、年干の癸水と同じ五行の壬か癸が、大運干にめぐった時、年干の癸水が大運干の壬ないしは癸と同化して、日干に影響を及ぼしてきます。

また、大運干に比劫がめぐった場合も、日干と大運干が同化して、年干の癸水に隣接することになって、日干に影響を及ぼしてきます。

年柱は基本的に本質や性格形成に直接影響しませんが、月干や月支に直接影響するので、日干に間接的に影響します。

年柱は、生家の環境や幼少期の運勢エネルギーを表しているという説がありますが、このあたりはあやふやに思えます。

生家の状態や幼少期は、行運の中にあるので、大運で考える方が自然で整合性があります。

年柱の扱い、考え方は、このような感じです。性格形成や本質に直接関わることは基本的にないので、さほど重要視する必要はないでしょう。

ではこのあたりで。今回もご来訪いただきありがとうございました。

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posted by K.Y. at 22:59| Comment(0) | 四柱推命の基礎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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