某知恵袋でも活動していますが、最近、また新たな傾向が見えてきました。
紫微斗数のことなのですが、命宮、あるいは三方四正に、地劫星と天空星が入っている人が多いと感じるようになってきました。
どちらか片方が命宮に入るパターンもありますが、地劫と天空星は必ず、同宮、拱照(1つの宮を挟み撃ちにする)、三合、冲照(対面)の位置に入るので、命宮に入れば、拱照を除き、結局両星の影響を受けます。
地劫と天空は以前に話したように、本質は虚空ですから、現実世界に疎くなります。物質欲求が定着せず、金銭を得ても使わず溜め込むか、金銭がないのに消費しようとするか、そんな事態に陥ります。
また、人間関係も、虚空感がありますから、人付き合いが億劫になります。一人の時間がないと強い不安感に襲われるので、組織の中にいるだけで辛酸をなめている感じです。
現実世界に疎くなるので、計画性が失われてしまって、感覚や衝動だけで行動してしまうようにもなります。そのため、やっていることが失敗しやすかったりします。
僕は、上記のような事象が重ね重ねになって、結果、神経が衰弱気味になるので、助けを求めるようになっていると分析しています。
地劫と天空が原因となっている場合、精神世界に触れることを勧めます。命宮主星が、天機や天同、太陰などの精神性の強い星ならば簡単に勧められるのですが、廉貞星や七殺星などの現実世界を重んじ、人の話を素直に聞かない人の場合は、勧めても反論してくることがあるので、勧めにくいです。
日々の苦悩の主たる原因が、地劫星と天空星ならば、学術や芸術などの精神世界に触れることしか、苦悩を軽減できないので、躊躇うことなく触れていただきたいですね。
最後に、今年の投稿はこれで終わりにするので、皆様、良いお年を。今回もご来訪いただきありがとうございました。
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