今回は、紫微斗数に出てくる主星の話。天相と天府です。
天相:属水・陽・南斗第五
十二支|子|丑|寅|卯|辰|巳|午|未|申|酉|戌|亥|
輝 度|廟|廟|廟|陥|得|得|廟|得|廟|陥|得|得|
一言で言えば、奉仕の星です。自発的にかつ自己犠牲的に困っている人を援助し、協力します。誠実で温和、社会常識を心得ており、礼儀正しいです。
天相は元々、紫微星を補佐し参謀的役割を担った星であるため、トップに立つことには向きません。奉仕の星なので、援助してこそ生き甲斐となり、管理職などは不向きです。また、保守的なので、大事を成すことはありません。
凶星が同宮しても抵抗力があるので、旺廟していればその攻撃から耐え抜きます。しかし、平陥していれば、優柔不断が過ぎて行動できません。
命宮に天相がある場合、対宮には必ず破軍星が入るので、どうしても外での行動が破天荒になりがちです。
天府:属土・陽・南斗第一
十二支|子|丑|寅|卯|辰|巳|午|未|申|酉|戌|亥|
輝 度|廟|廟|廟|得|廟|得|廟|廟|廟|旺|廟|得|
紫微星がプリンスなら、天府はプリンセスです。おおらかで温和、慈悲もあって平穏です。プリンセスと例えられるのに相応しい性格です。覇権を備えますが、常識に縛られたりしやすく、紫微星と同様、プライドが高く他人を見下す傾向もあります。
未来に対しての創造性はなく、常識に縛られやすいので、安定を強く求めます。その傾向から、文曲や文昌などと同宮しない限りは、組織の中で一般勤務している方が良いです。自営は難しいです。
天府星は、紫微星と比べて解厄の力が弱く、天空、地劫と同宮すると身分不相応の大望を持つことがあります。
命宮に天府がある場合、対宮には七殺星が必ず入るので、外では勇猛果敢に見えます。
紫府廉系の主星の簡単な話は今日で一旦終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。
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