今回は、紫微斗数に出てくる主星について。今回は、二大頭脳星の天機と巨門についてお話しします。
天機:属木・陰・南斗第三
十二支|子|丑|寅|卯|辰|巳|午|未|申|酉|戌|亥|
輝 度|廟|陥|得|旺|利|平|廟|陥|得|旺|利|平|
頭脳明晰で優れた分析能力があります。分析、研究、学術、調査等、頭脳労働においては、高い才能を発揮します。感性もあるため、音楽や文筆、絵画などの芸能文化にも才能があります。占いの才能も高いです。慈悲深さもあるので、人当たりがソフトでもあります。精神性が強いので、現実面では苦労が多く、考えすぎて実行力が乏しいところがあります。破軍と必ず支合の配置となり、破軍の性質を多少なりと持ち合わせるためか、反骨精神があり束縛を嫌います。変動の星なので、命宮にあれば住居や仕事等が安定せずコロコロ変わる宿命を負わされます。
巨門:属水・陰・北斗第二
十二支|子|丑|寅|卯|辰|巳|午|未|申|酉|戌|亥|
輝 度|旺|陥|廟|廟|陥|旺|旺|陥|廟|廟|陥|旺|
弁舌が巧みです。口が達者で、論理的思考力が卓越しています。ジャーナリストや講師、外交や営業など、とにかく「言葉」を使う分野においては、高い才能を発揮します。この人も、天機星と同じく占いの才能があります。文曲や文昌と同宮すると、芸能界で非凡な才能を発揮します。相手の気持ちを鑑みることなく理路整然と話すため、化権が付くと、言動に威圧が込められ、相手を圧倒します。
口が達者ということもあって、いつも一言多いです。余計な一言を放ち、場を一瞬にして凍らせることもあります。また、口喧しくお節介がすぎることもあります。
天機星と巨門星が同宮、もしくは加会すると、頭脳が発達し、考え方が次元を超えるようになります。頭の回転が速すぎるため、周辺との息が合わないこともあります。考え方の次元が常人と違うので、理解されにくいのです。また、天機星と巨門星が争っているときは、単なる痴話喧嘩の域ではなく、非常にスケールの大きい内容であることが多いです。ちなみに、僕は、命宮天機に財帛宮巨門が三合加会しています。以上で終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。
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