〜五行の調和〜
日主が強い=大運に食傷・財・官殺がめぐると、基本的に調和する。
日主が弱い=大運に比劫・印がめぐると、基本的に調和する。
※日主が強くても特定の五行が強い八字に、もう一度その五行がめぐった場合、調和とはならない。また、日主が弱くても印が強い八字に、もう一度印がめぐっても調和にはならない。
五行が調和した時の事象
→健康でいたいという気持ちが強くなる
→身を削って働きたいとは思わない
五行が調和しない時の事象
→健康よりも働く方に意識が向く
→身を粉にして働く環境に置かれる
〜通変の調和〜
通変の調和=日主の強弱関係なく、外向きに働く通変と内向きに働く通変がバランス良く隣接した時の状態。
通変の調和4種
1.食傷と印
2.財と官殺
3.食傷と官殺(剋洩交加)
4.印と財
各「通変の調和」の事象
1.食傷と印
→独自の才能を持つ個性の強い人。自由人
2.財と官殺
→組織の規律や意向に従う人。組織人。
3.食傷と官殺
→目先の利益に囚われないチャレンジャー。冒険主義。
4.印と財
→リアリスト。欲深い。現実主義。
通変が調和しない時の事象
財と食傷(外向きオンリー)=明るい性格。社交的。アウトドア。
印と官殺(内向きオンリー)=内向的性格。一人好き。インドア。
上記の事象は、大運で構築されても現出する。比劫は通変の調和に関与しない。
以上で、「調和(五行・通変)」について終わります。ご来訪いただきありがとうございました。
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いきなりですが、私のニックネーム「かつえもん」ですが、これは私の学生時代の時のニックネーム「かっつん」と、ベタですが、ドラえもんのえもんから取って繋げています。
何故ドラえもんなのかと書きますと、ドラえもんのレギュラーメンバーの子供達は、四柱推命の通変星の特徴がよく出ているなと思ったからです。
のび太=食傷と印
勉強もスポーツも苦手で、自分が興味を惹かない事に対しては飽きっぽく、まるでやる気が無いが、昼寝・あやとり・射撃・道具の使い方などに関しては、天才的な能力を発揮する。
スネ夫=印と財
小山内先生のブログでも、金持ちに多いと言われるこの並び。
性格面に関しても、ジャイアンみたいな強いものには従い、自分よりも弱いのび太には威張るなど、相手によってキャラを使い分けるなど、状況把握能力が高い。
また、相手に根も葉もないお世話や、平気でホラ吹くなど弁舌も巧みで、食傷の力も強そうだが、ナルシストで、あの奇抜な髪型に非常なこだわりがあるなど、若干印が勝っていると思う。
ジャイアン=比劫強+財と食傷
乱暴でわがままで欲深いジャイアンは、間違いなく比劫が強い。
財が働いてる部分はスネ夫と同じだが、比劫が強い分、相手に合わせて空気を読む能力は欠け(てか元々強いから合わせる必要がないが)欲深さが目立つ。
それでも、映画では先陣きってみんなを守ろうとするなど、隠れていた兄貴肌な部分が目立ち、未来ではスーパーの経営者として成功していたりするなど、俗に言う「食傷生財」が成立している。
しずか=官殺と財
四人の中では、一番バランスが取れた性格であるため、判断に迷ったが、実はかなりのおてんばだったり、未来の息子ノビスケには厳しいあたり、普段は自分を律し、周りには女の子らしく振る舞うなど、無意識にかなり自分を押さえて演じているように思う。
それでも、毎日三回お風呂に入ったり(印の快楽欲求)周りには女の子らしく優しくする(食傷の行動力)など、印と食傷の象徴が目立つ部分もある。
だが、結婚相手に出木杉君ではなく、男として頼りないのび太を選んだあたり、やはり普段は、空気を読んで、自分を律し、のび太相手なら、素の自分に戻れるだろうと、無意識に計算していたと考えられる。
今回は、マニアックなネタを勝手に評論してしまいました(笑)
個人的には、ドラえもんに出てくる子供達は、のび太以外は財が働いているなと思いました。
だからのび太は良い意味でも悪い意味でも裏表がなく、純粋で、動物や精霊に好かれるのかもしれませんね。
それでは、失礼いたしました。
ドラえもんのキャラクターと通変との関連性を考察してみたんですね。なるほどと思えることが多々あります。
ドラえもんの登場キャラクターは個性豊かなので、事象判断にはもってこいかもしれないですね。
因みに、しずかちゃんの八字を僕なりにみると、日支に印、月干官殺、時干に財って感じがします。