今回は、前回に引き続き流年運を話そうかと思います。今日は乙の人です。
乙の人は、甲の人と同じく表現欲求や行動欲求が強い時期になりそうです。
甲乙は木であり、2017年の十干は丁火なので、生じる関係、即ち食傷の年になります。
2016年は丙火で、同じ食傷でした。陰から陽を生む時期でしたので、非常に強い表現欲求があった年と言えます。
2017年は陰から陰を生む時期なので、激しさが和らぎます。言いたい衝動、動きたい衝動が2016年よりは弱まるでしょう。
また、2017年の地支には酉金があり、乙にとっては官殺です。
強迫観念も伴う年となります。義務感に駆られ、追われる感覚はありそうです。3月頃まではそれがより顕著です。
甲の人と違うのは、酉にある辛金がお飾り官殺かそうでないかにあります。
甲にとっての辛金官殺は、お飾り官殺です。甲より辛は弱いので、剋作用が弱く官殺としての作用が充分ではありません。強迫観念がないのです。
一方で乙にとっての辛は同じ陰同士であるため、辛の官殺としての作用がしっかり働き、強迫観念、義務感がしっかり働きます。
したがって、義務感に駆られる感覚は一年間拭われることがないと言えます。
以上、乙の人の2017年行運概況のお話は終わります。甲と同じ五行ですから、甲の項を参考にしても良いでしょう。
以上で終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。
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