紫微斗数では向心力は外せない存在ですが、今回は、田宅宮から子女宮に向心力の化禄や化忌がある場合について、一つ例示してみようと思います。
結論から言うと、田宅宮から子女宮に向心力の化禄や化忌があると、「親のためにお金が出ていく」ようになります。
子女宮に向心力のベクトルが向かっているのに、「親」というワードが出てきました。意外ですね。
上は、大限田宅宮から大限子女宮に向心力の化忌が向かっている図ですが、理由としては、子女宮は父母宮の三合だからでしょうか。子女宮は父母宮の三合でもあることから、子どもや教え子たちの他に、親や上司のことも見る宮でもあります。
その子女宮に、我宮である田宅宮から向心力の化禄や化忌が出ていくということは、自分のお金が親のために出ていくということを示すようになるのです。
まぁ、子女宮は父母宮の財帛宮であるということもありますから、財が絡んでいる宮なのは確かですね。
大限田宅宮がそのようになってもそうなります。その10年間は、親のためにお金を使うことが多くなって、蓄財は難しいかもしれません。
両親に対して良い感情を抱いていない人は嬉しくないでしょう。
以上で終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。
紫微斗数と四柱推命で有料鑑定受付中。詳しくはこちらまで→http://fatumlogy.com/