論理的な考え方に、演繹というのがあります。ある理屈や公式を基に思考を発展させていくやり方です。数学で計算式を解いていくようなものだと捉えると分かりやすいでしょう。
こうした考え方を得意とするのが、五行の火です。丙丁がある人を指します。過去にも書いたので、ご存じかと思います。
この演繹的思考を有意義なものにするには、正しい情報が不可欠です。
ある理屈を基に思考を発展させていくのが得意ということですから、その理屈が正しいものでなければ、間違ったまま考えを重ねて、間違った結論を導くことになります。
数式を解いている時、どこかで間違えると、間違ったまま数式が解かれて、最後に出した答えが不正解になります。中高生の頃に、このようなことを経験されたことがよくあるかと思います。
それと同じで、間違った情報を持つと、間違ったまま考えが広がって、あてにならない不正解な答えを導いてしまうのです。
火には正しい情報が必要だと考える理由はそれです。
火を持つ人に教育する時は、本当に正しい情報だけを教えてあげないと、間違ったまま解釈して、間違ったやり方に固執してしまいます。
嘘や偽り、不誠実な考えを刷り込ませると、それを是として考え続けるので、不正なものには接触させないことが必要です。
以上で終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。
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