紫微斗数には、来因宮という概念があります。前にも話したように、「前世未了之因縁」を表す宮です。
ふと思ったのですが、人というのは、この来因宮から離れた生き方をすればするほど、「苦しくなる」と思うのです。
例えば、兄弟宮が来因宮であると、兄弟姉妹は勿論のこと、親戚や同世代の友人、宮に入る星が男星なら父、女星なら母との関係を大切にして、交友を深めることが、今世での目標ということになります。
しかし、そういったことに対して背を向ける生き方をすればするほど、生活に淀みが生じて、ズルズルとしんどい生活を強いられるようになります。
そういった事柄を果たすために生まれてきたのに、それから背けた生き方をすれば、何かしらの罰のような、そういった事柄を果たさせようという力が働くのだろうと思われます。
人生を心地よく生きている人たちは、恐らく、来因宮を知らず知らずして認知しているのだろうと思います。
やるべきことをわかっているから、人生に充実感が生じるのでしょう。そうなれば、しっかりした生き方をできます。
人生に華を咲かせたいなら、来因宮を意識した生き方をしてみると良いでしょう。
以上で終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。
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