おしゃべりな人は信用されないという傾向がありますが、なぜ信用されないか、子平で考えようと思います。
おしゃべりな人の特徴というと、食傷の隣接を想像できます。比劫(自分)から生じる通変ということは、表現欲求を高めるということなので、しゃべりたくなるのは自然な理屈です。
食傷が隣接すると、あれこれしゃべりたくなります。思いつきでしゃべるので、話の中身が良いこともあれば悪いこともあります。
時には、立場や感情を害う発言をすることがあり、他人様には嬉しくないです。
この事象が人の信頼を失墜させることに繋がるので、食傷が隣接すると信用されないということになります。
食傷の隣接による信用の失墜を抑えるには?という考えになりますが、抑えるには官殺の存在が有効になると考えられます。
官殺は自己の行動を律しコントロールする通変ですから、食傷の行動欲求を抑えるのに有効であり、その上、官殺は社会通変なので、社会性を付与するのにも役立ちます。
食傷隣接による表現欲求は、官殺隣接による自己コントロール作用をもって均衡するのが良いでしょう。
以上で終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。
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