2016年06月13日

六内宮・六外宮試論

いつもお読みいただきありがとうございます。

紫微斗数に出てくる十二宮は、自分自身を示す宮とそれ以外を示す宮に分けられます。

自分自身を示す宮を六内宮、それ以外を示す宮を六外宮と言いますが、従来の考え方では、命宮・財帛宮・疾厄宮・官禄宮・田宅宮・福徳宮を六内宮、兄弟宮・夫妻宮・子女宮・遷移宮・交友宮・父母宮を六外宮となっています。紫微斗数を学んでいる方なら知っていると思います。

今回は、その六内宮と六外宮について、ちょっと思い付いたことを話そうかなと思います。

結論から言えば、遷移宮を六内宮、官禄宮を六外宮にする、ということです。

遷移宮は、その人が外で見せる顔を示す宮で、他人とか自分以外を示すというより、自分自身を示していると考えた方が自然だと思います。

遷移宮は六外宮というより、六内宮だと考えた方が、より自然で良いと言えます。

官禄宮については、官禄宮は雇われの良し悪しを知る宮です。また、その人が組織の中で活躍したいかどうかの意欲を知る宮でもあります。

官禄宮は、組織に属して初めてその意味が生まれ、社会という自分以外を介する必要があるので、六外宮と捉えた方が自然だと言えます。

官禄宮は六外宮だと考えた方が良いでしょう。

一個入れ換えただけですが、六内宮と六外宮の解釈をそのようにすると、しっくりくると思います。

ただ、試論ですから、絶対正しいとは言い切りません。

以上で終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。

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posted by K.Y. at 19:55| Comment(0) | 日々の所感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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