2016年06月19日

陰日干の人

いつもお読みいただきありがとうございます。

陰日干の生まれの人を見ていると、よく振り回されるなぁと感じます。

というのも、どの通変も強く作用することが理由です。

陽日干であるなら、陰の通変が隣接すると、その作用は小さく、通変のエネルギーに振り回されることはないです。小さい分、通変の作用をあまり感じないかもしれません。

陽の通変であっても、同じ陽干ですから、通変のエネルギーに耐えられないということは多くないです。陽干同士なので、通変の作用は相応に感じられます。

一方で、陰日干の場合は、陰の通変が隣接するなら、陽干同士の形と同じように、通変のエネルギーに耐えられないことは多くないです。

問題なのは、陰日干に陽干通変が隣接する場合です。陰に対して陽は倍以上のエネルギーがありますから、よほどのことがないと、陰日干が陽干通変のエネルギーに耐えることはできないです。

陰日干に陽の食傷が隣接すると、非常に失敗が多くなります。

自分の表現欲求が暴走しやすく、発言の内容の是非を問わずに何でも喋ってしまい、自分の立場を危うくすることもあります。慎重さに欠け、間違った判断を繰り返し、自分の首を絞めるようなことも頻出します。

陰日干に陽の財が隣接すると、陽の官殺や比劫がない限りは、過剰なエゴイズム、欲深さが目立ちます。よく見られたい欲求の強さから虚勢や虚言を繰り返し、自分を守ることもよくあります。

陰日干は陽日干に比べて、通変のエネルギーに左右されやすいです。陰日干が通変に左右されなくするには、通変の調和、五行の調和を注視する必要があるでしょう。

以上で終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。

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2016年06月15日

うまくいかないときほど

いつもお読みいただきありがとうございます。

うまくいかないとき。生きているとうまくいかないときがあります。

うまくいかないとき。うまくいかないときほど、捨てる勇気が要ると、僕は思います。

うまくいかないとき。それを掘り下げると、うまくいかないのではなく、うまくいかないと思い込んでいるということに気づきます。

うまくいかないとき。うまくいかないと思っているときは、いつも、自分の意思を押し通せていないときです。

うまくいかないとき。自分の意思を押し通せていないときは、自分にこだわりを持っているときです。自分の意思を押し通したい気持ちは、こだわりがないと生まれません。

うまくいかないとき。そのときは、自分にこだわりがあるということだから、うまくいかないと思いたくないなら、そのこだわりを捨てれば良いのです。

うまくいかないときほど、捨てる勇気が要ると言ったのは、それが理由です。

うまくいかないとき。紫微斗数では自化忌や流出忌がある行運にいることが多いです。

化忌には、災厄の作用もありますが、獲得という作用もあります。獲得作用を働かせるには、我執を捨てなければならないです。

我執とは、自分に執着することです。自分にこだわりを持つことです。

うまくいかないとき。そのときは、こだわれば災厄に、こだわりを捨てれば獲得に転びます。

うまくいかないときほど、我執、こだわりを捨てることができると良いですね。

以上で終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。

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2016年06月13日

六内宮・六外宮試論

いつもお読みいただきありがとうございます。

紫微斗数に出てくる十二宮は、自分自身を示す宮とそれ以外を示す宮に分けられます。

自分自身を示す宮を六内宮、それ以外を示す宮を六外宮と言いますが、従来の考え方では、命宮・財帛宮・疾厄宮・官禄宮・田宅宮・福徳宮を六内宮、兄弟宮・夫妻宮・子女宮・遷移宮・交友宮・父母宮を六外宮となっています。紫微斗数を学んでいる方なら知っていると思います。

今回は、その六内宮と六外宮について、ちょっと思い付いたことを話そうかなと思います。

結論から言えば、遷移宮を六内宮、官禄宮を六外宮にする、ということです。

遷移宮は、その人が外で見せる顔を示す宮で、他人とか自分以外を示すというより、自分自身を示していると考えた方が自然だと思います。

遷移宮は六外宮というより、六内宮だと考えた方が、より自然で良いと言えます。

官禄宮については、官禄宮は雇われの良し悪しを知る宮です。また、その人が組織の中で活躍したいかどうかの意欲を知る宮でもあります。

官禄宮は、組織に属して初めてその意味が生まれ、社会という自分以外を介する必要があるので、六外宮と捉えた方が自然だと言えます。

官禄宮は六外宮だと考えた方が良いでしょう。

一個入れ換えただけですが、六内宮と六外宮の解釈をそのようにすると、しっくりくると思います。

ただ、試論ですから、絶対正しいとは言い切りません。

以上で終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。

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