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政治資金の乱用、公用車の私的使用など、スキャンダルが次々に発覚し問題になっている舛添都知事ですが、今回は、舛添都知事の人物を子平の視点で探ろうと思います。
1948年11月29日
生時推定ですが、厚労相や知事を務めるには食傷の隣接が必要だと考え、庚申を推定しました。
日干戊土に丁火印と癸水財が隣接し、欲深く現実的で、庚金食傷が隣接することから行動力は高いでしょう。
庚丁の並びで理屈っぽく、理系思考の持ち主ですが、木がないために情に疎く、感情や情緒といったものには無頓着。情の欠片もなく周りから嫌われやすい人だと言えます。
舛添知事の八字で最も深刻なのは、月干癸水財が、日干と月支、年干の戊土比劫から強烈な剋を受ける比劫争財の形になっていることです。
自分の意思が通らなければ気が済まない、強引で意地でも思い通りにしたがる、行動の手段を問わない、虚言癖、計算高い、といった性格をしているでしょう。配偶者に対するDVが発覚していますが、まさに比劫争財の事象と言えます。強烈な支配欲と独善的で自分の思い通りにしたい欲求があり、それが配偶者に向いたため、ドメスティックバイオレンスに発展したと言えます。
厄介なのは、比劫争財に加え、金の隣接があるために客観性のある嘘をつくこと、印の隣接があるために目先の欲に囚われることがあることです。金によって客観性を持つので、嘘であることが気付かれにくいことがあり、目先の欲に囚われますから、我欲に弱いです。しかしながら土日干ですから、嘘が巧くともどこかに矛盾や縺れが見えるでしょう。
今回、数多くのスキャンダルが発覚して問題だらけになっていますが、会見の内容とか発言のほとんどは、上を考えれば、自分の意思を通すためや、自分の見栄のため、自己防衛のために発したものだと言えます。我欲と自己中心的思考が強く、政治家には向かないでしょう。大運をみると、印と食傷で能力は発揮しやすい時期とは言えますが、これだけのスキャンダルが発覚しましたから、仕事にやりにくさは出てくると思います。失職の憂いは無さそうですが、仕事の質は落ちるでしょう。
以上で終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。
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