家族の形として、父母共に健在であることは望ましいことですが、母子家庭、父子家庭、片親となっている家族の形もあります。
今回は、両親の有無について考えてみようと思います。
紫微斗数での考え方ですが、父親に関しては太陽星、母親に関しては太陰星で考えるのが一つあります。
太陽星に生年四化があれば、まずは父親は健在だと言えます。生年四化は付く星を一定の存在にします。
さらに、生年四化のつく太陽星に自化か流出四化がついたなら、父親の存在は絶対と言えます。父親との縁が深いと言えるでしょう。
しかし、生年四化のつく太陽星に自化があれば、父親との生死別の色が濃くなります。自化は生年四化の作用をゼロにします。ただ、化禄と化忌、化権と化科の組み合わせだけです。禄と忌はセットで、権と科はセットで考えます。
太陽星に自化だけという場合、父親との関係が浮き草のように不安定になります。生死別の可能性が高くなります。
太陰星でも母親に置き換えれば同じことが言えます。
太陽星と太陰星の状態だけで、両親の有無を判断することもできます。
僕は、父親と生別しましたが、太陽星に自化権があります。自化はつく星の性質を不安定にさせることがわかります。
以上で終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。
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