2016年04月14日

五行の性質の備わり方

いつもお読みいただきありがとうございます。

五行には、それぞれに特徴的な性質が備わっていますが、例えば木には、情緒性、感情、論理の超越、ひらめき等の性質があります。

人は五行の気を受けて生きていますから、もちろん、その性質を持っているのですが、まんべんなく備わっているとは言えないと考えます。

先に述べた木の性質で例えれば、情緒性だけが強かったり、ひらめき力だけが飛び抜けていたりすると考えます。

また、情緒性一つをとっても、情にあつくて、困難に陥っている人を助けたい気持ちが強いという、ポジティブな情緒性が強いこともあれば、怒りや悲しみなどの負の感情ばかりを曝しているという、ネガティブな情緒性が強いこともあります。

このような、性質がまんべんなく備わらず、偏ったり性質の現れ方に差異が出てくるのは、通変の在り方や紫微斗数での命盤の在り方、経てきた環境に理由があると考えます。

財や食傷が強く、外へ意識が向きやすいと、木の情緒性はポジティブに発揮されやすいと言えます。

五行の性質一つを取りあげても、様々な形があって様々な現れ方をします。人というのは、如何に多様で如何にコンプレックスであるか、改めて感じます。

以上で終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。

四柱推命と紫微斗数で有料鑑定受付中。自分という存在を再認識してみませんか?詳しくはこちらまで→http://fatumlogy.com/
posted by K.Y. at 21:47| Comment(0) | 日々の所感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月13日

育ちが良いのも考えものです。

いつもお読みいただきありがとうございます。

世間では、父母共に健全で愛情いっぱいに育まれた「育ちの良い人」に良い印象を抱きがちですが、その「育ちの良い」のも考えものだと思います。

父母共に健全で環境が良く、愛情を惜しみなく受けてきた人の八字には、印と財の存在がほぼ必ず日干に隣接します。印というのは「母親との関係性」も意味し、また、財というのは「父親との関係性」も意味します。

Screenshot_2016-04-13-02-41-41~01.pngScreenshot_2016-04-13-02-43-20~01.png
↑印と財が隣接する八字の例。いずれも架空命。

そもそも印というのは、日干を生じる通変であるため、日干にとって心地良い存在になります。日干=自分の本質に快楽を与える作用を働き、具体的には、自分を心地良くするために「こだわり」を持ったり、強い「依存性」を現します。

一方、財というのは、日干が剋す通変であるため、日干の意思を他者に影響させる手段になります。意思を他者にぶつけることで「情報を得たり」、自分の意思に「他者を従わせようとする」のが財です。

育ちが良い人=印と財が隣接する人というのは、それらを持っているということになります。

印が隣接するのでこだわりや依存性が強く、また、財が隣接することから、自分の快楽のための情報収集には敏感であったり、自分のこだわりを押し付けたがりだったりする、イヤミな性質を作り上げてしまいます。

育ちが良いのも考えものだと思う理由はそれです。

こだわりが強く注文が多いくせに、自分では動かず口先だけの人も、印と財が隣接する人の典型的な具体例と言えます。

欲深さが常に先行するこの通変の内外バランスは少々厄介です。以上で終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。

紫微斗数と四柱推命で有料鑑定受付中。詳しくはこちらまで→http://fatumlogy.com/
posted by K.Y. at 02:48| Comment(0) | 日々の所感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月10日

藤原紀香

49fc882eeb88b-225x300.jpg
画像引用:http://nekke2.jp/840.html

いつもお読みいただきありがとうございます。

ラブリンこと片岡愛之助さんとご結婚されることが決まっている藤原紀香さんです。以前に、男性芸人Jさんと離婚されていますが、今回、紫微斗数で看てみようと思います。

Screenshot_2016-04-10-16-32-18.png

命盤を看てみたところ、今年は非常に珍しい時期となっています。というのも、今年は、命財官の三合と遷福夫の三合が互いに全て重なっている流年となっているためで、申子辰の三合では、命宮と官禄と財帛、寅午戌の三合では、遷移と福徳と夫妻が、見事に重なりあっています。そのような流年では、人生の上で大きなイベントが起こるのは自然と言えます。

今回は、結婚という形で現れましたが、これは遷福夫の三合が重なりあっている戌宮に理由があると考えます。戌宮には生年化科があり自化権もあるので、人生上、結婚というイベントが起きるのは必然であり、藤原紀香さん自身は必ず結婚できる人です。

今年は、遷福夫の三合が重なり、その宮が意味するものの気配を相当に強めるので、結婚に至ったと言えます。

しかし、本夫妻宮の生年化科と自化権がC−B=0となり、「無くなる」という事象が起きるので、離婚や別離という嬉しくない事象が起きやすいです。また、本夫妻宮にある太陰星と文曲星は共に女星であるため、夫妻宮に女性が二人いることになり、婚姻には他に女性がいる気配を漂わせます。

また、対宮の本官禄宮には太陽星と文昌星が同宮し、この両星は共に男星であるため、他の男性の存在も漂わせる運もあります。

藤原紀香さん自身の結婚運は、必ず結婚できるが、他の女性の匂いが常に漂っていて、自身も結婚したい男性が同時に複数いることにもなりやすいので、浮気や不倫などの不純により結婚を脅かされやすいと結論されます。以前の男性芸人Jさんとの離婚も浮気が原因だったということで、とりわけ別離や離婚をしやすい運を持っています。

今回、片岡愛之助さんとご結婚されましたが、この時、愛之助さんには女性タレントKさんがいました。まさに、夫妻宮の事象そのものと言えます。結婚したい男性には別の女性の匂いが常に漂います。

以上で終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。

紫微斗数と四柱推命で有料鑑定受付中。詳しくはこちらまで→http://fatumlogy.com/
posted by K.Y. at 18:24| Comment(0) | 紫微斗数 実践 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。