我々、人というモノは、よく「ラッキー!」とか「運が悪い…」とか、「運」というコトバを使って、一喜一憂しがちなものです。
では、この「運」というのは、一体何だ?と僕は疑問に思うのですが、その正体は、結局は「気の持ちよう」だと思います。
例えば、恋人からサプライズとして、バッグをプレゼントされたとします。そのバッグはあなたにとって以前から気になっていた物です。
普通に考えれば、以前から気になっていた物なので、嬉しいと思うのが自然です。
普段から比較的順調に物事が進んでいて、気持ちに乱れが無かったなら、そのサプライズは心から素直に喜べるものです。
しかし、仕事上で失敗を繰り返して上司に怒鳴られたり、自分の計画が崩れたりして、気持ちが落ち込んでいると、例えサプライズプレゼントをされても、気持ちが沈んでいるので、その喜びは半減してしまいます。
サプライズプレゼントのような思わぬ幸運があったとしても、気持ちの在り方によって、感じ方というのは変わってしまうのです。
逆のパターンも同じです。例えば、駅で乗りたい列車が目の前で発車してしまった時、急いだのに間に合わなかったのだから、一瞬は「運が悪い」と感じます。
しかし、仕事が順調だったり、対人関係が順調だったりすると、気持ちは上向いているので、そのような思わぬハプニングを、不運だと引きずることはありません。
やはり、その時々の気持ちの持ちようによって、幸運や不運の感じ方というのは変わってきます。
結局のところ、幸か不幸かというのは、その時の気持ち次第なのです。
僕は、自分の気持ち次第で感じ方が変わる外部からの影響には、運という言葉は用いません。用いる瞬間は、自分の意思と自分のやっていることと求められていることが一致して、自分のやりたいことが実現できているか否かの時だけです。
以上で終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。
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