タイトルにある文章は、アインシュタインの名言の一つです。彼の名言のいくつかは、僕にとって強く共感できるものがあり、それはその一つです。
「教育とは、学校で学んだことをすべて忘れたその後に残っているものだ。」という名言は、四柱推命や紫微斗数に通ずる部分があります。
日本の学校で施される教育は、学問だけではなくて、他者との関わりや社会での振る舞い方など、社会生活上の習慣も教える場でもあります。
教育者はそれらすべてを学生に教えたくなるのですが、教え込んだところで、学生個々には心に響くものと響かないものがあるので、響かなければ結局は忘れ去られてしまいます。
学生に限らず、すべての人に言えることですが、響くものと響かないものに違いがあります。響くものと響かないものを選別する、その手段が自分の価値観です。
自分の価値観を決めるものは、四柱推命で言えば日干とそれに隣接する五行・通変、紫微斗数で言えば命宮に入る主星です。
例えば、印と食傷が隣接するなら、日本の学校ではよくある集団行動の徹底は全く響きません。マイペースで自由人なので、どれだけ教え込んでも、社会では役立たず忘れ去られてしまうのがオチです。
しかしながら、好きなことには誠心誠意、努力を惜しまないので、学校で自分の好きな授業や分野を見つけたら、それはずっと心に残り続けます。
どんなに教え込もうとしても、響かない人は必ずいるのです。
アインシュタインのこの名言と、四柱推命と紫微斗数が通ずると考える理由はそれです。
今も昔も、教育というものは、育てるというよりも管理するという感じがします。学生個々がポジティブに育つことよりも、世間体を気にしすぎて、管理されることがあたかも正義だという雰囲気が漂っています。
アインシュタインが残したこの名言は、教育は管理されるような受動的なものではなくて、結局は学生自身がポジティブに触れてきたものしか、身に付かないということでしょう。
以上で終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。
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