今日は猛烈な寒さでしたね。僕は愛知県に身を置かせていただいていますが、滅多に降らない雪が積もって、アスファルトの上には灰色がかった白で覆われていました。ですが、滅多にないことがあると、気持ちが高揚しますね。興奮します。
さて、本題。紫微斗数には地劫星と天空星という「虚」を猛烈に与えてくる星がいます。天空星は地空星とも言います。
このブログでは、まだ紹介していませんが、財禄と衣食住の安定を与えてくれる禄存星という星もいます。主星から変化する化禄星という星もいます。
地劫星と天空星は現実的思考が鈍ることから、よく破財や生活の破綻の事象を発現すると言われています。財禄と衣食住の安定を与えてくれる禄存星と化禄星とは、反対側にいますね。
そのため、地劫星と禄存星が同宮すると、禄存星の「禄」が壊されると考えられています。
地劫星と天空星が属する五行は火です。禄存星と化禄星の属する五行は土です。ん？何か引っかかりますね。
禄存星の「禄」を壊すには、攻撃するのですから、土を剋する木だと考えるのが自然です。ですが、空劫は火で、禄存は土です。火生土。生じる関係です。
五行の相関で考えると、空劫の両星は、禄存星と化禄星を生じるのです。「禄」を壊すには不自然です。
このことを考慮すれば、空劫と禄存が同宮すると、空劫の両星は財禄を生み出してくれる、生活に安定を与えてくれるのではないかと思うのです。決して、禄存を壊さないと思います。
それでも、空劫の両星が禄存と同宮して生活が不安定になるなら、空劫の五行、あるいは禄存の五行が違うと考えられます。その場合、空劫は「インスピレーション」を鋭くするので、空劫の五行は「木」ではないかと思います。
ただ、他に甲級星が天機星や貪狼星、化権星が同宮するなら、これらの星は「木」ですから、禄存星を剋するのはこの三星である可能性はありますが。
以上で終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。
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