流年で「干」が遷移する時、自分の意識が変わるちょっとしたトリガーが起きると思います。
例えば、乙未年から丙申へと流年が変わる時、どんな人でも、自分の意識が少々変化するちょっとしたトリガーが起きると僕は考えています。四柱推命では2月4日頃に年が明けるので、早くてもその日の前後一週間、遅くてもその日の一ヶ月後くらいには、意識が変わるちょっとしたトリガーが起きるだろうと思います。
日干庚の場合、乙は財ですから、周囲を気遣ったり支配したりしたくなる時期です。乙が丙へと変わる時、丙は官殺ですから、今まで気遣ったりしていたのが、自分を抑圧してまでやらなきゃいけない意識に変化させられる、ちょっとしたトリガーが起きると考えられます。八字の如何によって様々ですが、具体的な事象としては、昇進したり、新しい仕事を任されたり、リストラに遭って欲を抑えなきゃいけなくなったりします。
また、干の遷移によって自分の意識が変わるちょっとしたトリガーは、年運地支の蔵干が遷移する時にも起きると考えられます。
例えば、年運地支が未の場合、7月頃に丁から己に変わります。この頃も前後一週間から一ヶ月の間に意識が変わるトリガーが起きると考えられます。
日干辛の場合、丁は官殺で己は印です。八字の如何によっては、強迫観念に駆られて禁欲的にやっていたのが、あるきっかけによってそれが快楽となると考えられます。具体的な事象としては、慣れない作業で神経をピリピリさせていたのが、コツを掴んで作業が苦ではなくなるということが考えられます。
こんな感じで、流年で干が遷移する時、意識が変わるちょっとしたトリガーが起きると僕は考えています。
2012年の壬辰年の6月下旬、僕はある後輩に一目惚れしました。6月下旬から7月上旬は辰の蔵干が「乙」から「戊」に変わる時期です。僕は、この出来事がトリガーになって、物事に対する姿勢に活力が生まれました。やる気が強まったのです。このおかげで、2012年は日々の生活が活気に満ちて充実したのを覚えています。
流年干や地支蔵干が変わる時、良くも悪くも何かしらのトリガーが起きます。近くなれば、気を引き締めておくと良いでしょう。
以上で終わります。今回もご来訪いただきありがとうございました。
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